記事
オフィス向けデジタルサイネージ‐選び方から活用シーンまでをご紹介
オフィスのデジタルサイネージは社内連絡・コミュニケーションの活性化や、来訪者へのブランディングツールとして近年多くの企業で導入が進んでいます。
本記事では、ディスプレイの選び方や活用シーンについてご紹介します。
サイネージ用ディスプレイ選定のポイント
まずはサイネージに利用するディスプレイの選び方についてご説明します。
画面サイズ
- インチ
デジタルサイネージやテレビやパソコンのディスプレイ画面の大きさはインチ(型)で表記します。
インチは表示画面の対角線の長さのことを指し、1インチ=25.4mmです。
- アスペクト比
画面の大きさを決める際、画面の比率(アスペクト比)も重要な指標です。
アスペクト比は、画面の縦と横の長さ比率のことを指し、ワイド(16:9)とスタンダード(4:3)の2つを基本とします。デジタルサイネージとして利用する場合ワイド(16:9)の縦横比が採用されることが一般的です。
デジタルサイネージの大きさは設置目的や場所によって異なりますが、一般的に使われるディスプレイのインチ数と縦横比は以下の通りです。
サイズ |
縦横比16:9 幅(mm):高さmm) |
縦横比4:3 幅(mm):高さ(mm) |
32 |
708:398 |
650: 488 |
42 |
930:523 |
853:640 |
46 |
1018:573 |
935:701 |
55 |
1218:685 |
1118:838 |
75 |
1660:934 |
1524:1143 |
輝度(明るさ)
屋内からと直射日光のあたる屋外では必要な輝度が異なります。
オフィス内の場合は業務用液晶ディスプレイを使うことが多いですが、家庭用TVでも代用が効く場合もあります。ただし、家庭用TVは長時間連続使用への耐久性が弱いものや、縦型設置ができないものがあるため注意が必要です。
種類
デジタルサイネージには大きく分けて「スタンドアロン型」「ネットワーク型」の2種類があります。それぞれ異なる特徴があるので、設置する場所や目的に応じて最適なものを選びましょう。
- スタンドアロン型
コンテンツが入ったSDカードやUSBメモリなどの記録メディアを本体に差し込むことで再生するタイプのデジタルサイネージです。コンテンツ内容を変更する場合は記録メディアを抜き取り、パソコンで修正を行う必要があります。表示装置とデータメモリのみで利用できるため、比較的安価に始められます。
コンテンツの更新頻度が低い場合は、スタンドアロン型がおすすめです。
- ネットワーク型
クラウド上にアップロードしたコンテンツをネットワーク経由で配信するタイプのデジタルサイネージです。ネットワークに繋ぐことで、離れた場所からでもコンテンツ内容の変更が可能です。リアルタイムで随時更新できること、複数の拠点に設置されたディスプレイに表示されるコンテンツを一か所で把握でき、それぞれ異なる情報を表示できることが魅力です。
コンテンツの更新頻度が高い場合や、表示するコンテンツを本部が一括管理したい場合は、ネットワーク型がおすすめです。
設置方法
設置方法は設置場所の制限を考慮しながら、より注目を集められる設置方法を検討する必要があります。設置方法それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
- スタンド設置
メリット:比較的安価に設置が可能。設置後の移動が容易。
デメリット:設置スペースの確保が必要。
- 壁掛け設置
メリット:省スペースで設置が可能。
デメリット:配線工事など、設置に専門技術が必要。
- 天吊り設置
メリット:スペースを取らない。注目を集めやすい。
デメリット:配線工事など、設置に専門技術が必要。
活用シーン
オフィスサイネージとしてモニターを設置する際の目的ごと活用事例をご紹介します。一口にオフィスサイネージと言っても社内の情報共有や企業のブランディングなど用途はさまざまです。利用シーンに合わせて適したサイズをご検討ください。
- 社内連絡・情報共有などを目的とする場合
サイズ:32~46インチ
設置場所:執務室・会議室
活用事例:社員の行動予定表として「ZAiSEKI(外部サイト)」を表示
社内報や新製品紹介を表示
- コミュニケーションの活性化を目的とする場合
サイズ:42~55インチ
設置場所:コミュニケーションスペース・食堂
活用事例:熱中症の注意喚起として水分補給を促す画像を表示
緊急情報、ニュースを放映
- 来訪された方へ企業イメージを伝えることを目的とする場合
サイズ:46~100インチ
設置場所:エントランス・受付
活用事例:商品コンセプトをビジュアル化したブランディング動画を表示
迫力のある事業紹介動画を表示
まとめ
今回はオフィス内に設置するデジタルサイネージの選び方についてご紹介しました。
社員コミュニケーションや来訪者へのメッセージなど、目的に合わせてオフィスサイネージを活用してはいかがでしょうか。
ネットコムBBではデジタルサイネージ用のモニターの選定からコンテンツの制作をサポートしております。デジタルサイネージ導入の際はご相談ください。
デジタルサイネージで社員の行動予定表をデジタル化するなら「ZAiSEKI」
ZAiSEKIは、行動予定表をスマホやパソコンで確認できるクラウドサービスです。
アナログの行動予定表をデジタルサイネージで表示して、スタッフの行動を見える化しませんか?詳しくはZAiSEKIサイトをご覧ください。