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2022.09.06

企業サイトにおすすめのMovable Typeとは? CMS選定のポイントを解説!

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ウェブサイトを運営する際に検討したい「CMS」には、国産・海外産を問わず、さまざまな種類が存在しています。
本記事では、CMSの種類や選び方、企業におすすめのCMSをご紹介します。

CMSとは

CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略称で、ウェブ制作の専門知識のない方でも簡単にウェブサイトやコンテンツを作成し、管理ができるシステムのことです。

CMSを使えばHTMLCSSなどのプログラミング言語を使わなくても、Wordのように見たままの操作でウェブページを作成・編集することが可能となります。

CMSの種類は、大きく分けて2種類あります。

オープンソース型(無料で使えるCMS)

代表的なオープンソース型CMSWordPressJoomla!Drupal

プログラムが一般公開されていて、誰でも無料で利用できます。また、プラグインと呼ばれる拡張機能が充実しており、その多くが無料で導入可能のため、手軽に追加機能をカスタマイズすることができます。

パッケージ型(商用CMS)

代表的なパッケージ型CMSMovable Type

基本的には法人利用を想定して作られているため、大規模なウェブサイトの構築にも対応してきます。また、トラブル発生時のベンダーのサポートはもちろん、導入支援も充実しているため、安心して利用を始められます。

CMSの選定ポイント

さまざまな種類のCMSの中から、どのように自社に合ったCMSを選べばよいのでしょうか。選定ポイントをご紹介します。

ウェブサイトの目的

ウェブサイトによって目的はさまざまです。主な目的に合わせて適切なCMSを選びましょう。

 

  • コーポレートサイトなど

会社の事業概要などを紹介するコーポレートサイト、商品やサービスなどを紹介するサービスサイト、採用サイトなどの運用には、新着情報の投稿や、ページの簡単な修正が出来るCMSがあると便利です。

 

  • ブログなど

コンテンツマーケティングを実施しているウェブサイトの運用には、記事が多くなった時のカテゴリや検索、購読機能が追加できるCMSが便利です。

 

  • ECサイトなど

ショッピングサイトなどの運用には、ショッピング機能(買い物カゴや売上決済)を実装しているEC特化型CMSの導入もおすすめです。

 

  • 会員制サイトなど

会員制サイトやSNSなどの運用には、ログインや会員管理、サイト運営スタッフを管理する機能といった設定が可能なCMSが便利です。

サポートの充実度

さまざまな機能を搭載しているCMSは、運用に慣れるまでサポートがあると安心です。
オープンソース型のCMSはベンダーによるサポートがないため、ウェブマニュアルなどのインターネット上の情報を参照し自力で解決することを前提につくられています。一方で有料のCMSはメールや電話などのベンダーサポートがある場合が多く、特に国産のCMSは日本語でサポートが受けられることがメリットです。

セキュリティ対策

昨今では、CMSで構築されたウェブサイトを狙う攻撃が相次いでいます。攻撃を受けてしまうとウェブサイトの改ざんや情報漏えいといった被害にあい、大きな損害を被る可能性があります。オープンソース型のCMSはウェブサイトの運営者が自ら定期的なサーバーメンテナンスや、ソフトウェアのバージョンアップなどのセキュリティ対策をおこなわなければなりません。
商用CMSの場合、自社での対策も必要ですがベンダーがセキュリティ対策を行う場合が多く、法人でも安心して使えます。

ライセンス費用

オープンソース型のCMSは無料で使えることが魅力ですが、機能を作り込んで構築する場合には専門的な技術が必要になるため、外注費などが発生する場合があります。CMS自体は無料でも、内容を充実させるためには別途費用がかかるため、事前に確認をしておくことが必要です。

パッケージ型のCMSはライセンス費用が発生します。価格は機能やセキュリティに依存する部分が大きく影響し、高機能・高セキュリティなCMSほど値段が高くなる傾向があります。自社のサイトで必要な機能や保守内容を考慮して検討しましょう。

企業サイトにおすすめなMovable Typeとは

Movable Type(ムーバブルタイプシックス・アパート株式会社
公式サイトURLhttps://www.sixapart.jp/movabletype(外部サイト)

 

Movable Typeは国産CMSの中で最大手です。商用CMSとして低価格から導入可能なため、小規模なサイトでも数多く利用されています。さらに、高いセキュリティと、大規模なエンタープライズ向けのソリューションが用意されていることなどから、幅広い企業で導入されています。

Movable Typeには、自社のサーバーにインストールして利用するソフトウェア版、エンタープライズに最適な上位版、クラウド環境にインストール済みの Movable Type を利用できるマネージドサービスのクラウド版などさまざまな種類があるため、サイトのニーズに合わせて選べます。

 

数あるCMSの中で、Movable Typeが選ばれるポイントには、セキュリティやサポートが優れている点があります。クラウド版はサーバー管理・セキュリティ対策を提供会社が行っており、問題発生時には素早く対応してくれるので安心です。

自社のウェブサイトのセキュリティ対策が不安、安全性を担保してサイトを作りたいという場合は、Movable Typeを選択してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事ではCMSの種類や選び方を中心にご紹介しました。CMSの選定には、ウェブサイトの目的や規模、更新頻度、セキュリティポリシーなど総合的な判断が必要です。ウェブサイトを構築する上で、どのような部分を重要視されているかヒアリングを重ねた上で専門的視点からお客様のウェブサイトに最適なCMSをご提案いたします。

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