Business Blog

はじめてのWeb広告、どれくらい成果が上がるかわからないし、社内にノウハウも無いから
「まずは月10万円くらいの低予算から始めてみたい！」と考えているマーケティング担当者様も多いのではないでしょうか。
とはいえ、月10万円でもWeb広告は出せるの？自社運用と広告代理店に依頼、どちらがおすすめ？と悩むと思います。

結論から申し上げると、月10万円でも広告出稿は可能です。
またWeb広告がはじめての場合は、広告代理店に依頼することをおすすめします。

本記事では月10万円でできる広告媒体のご紹介や、自社運用と広告代理店を比較した上で広告代理店がおすすめの理由、広告代理店である弊社が実際に支援させていただいたお客様のWeb広告事例をご紹介します。

10万円の予算でできる施策

予算が少ない中で、複数の施策に挑戦するのは現実的ではありません。広告の媒体や種類を増やすほど各広告で使える予算が少なくなってしまうため、まずは1つの施策に絞って配信をしましょう。

10万円の予算でおすすめするWeb広告施策は、以下の3つです。

それぞれの施策について詳しく説明していきます。

リスティング広告

リスティング広告は、検索キーワードにひもづいて検索結果に表示されるテキストの広告です。

自ら検索を行う関心が高いユーザーに、検索しているタイミングで広告を配信できるため、成果に繋がりやすく、一度も広告を配信したことがないという企業でも低価格で獲得まで得られる可能性がある手法です。

リスティング広告にはYahoo広告、Google広告、Microsoft広告などがあります。
予算が限られている場合はGoogle広告のみに絞って配信することをおすすめします。
理由としては、日本国内のGoogleのブラウザーを利用しているユーザーが多いことと、Googleの方が細かなターゲティング設定ができることが挙げられます。

リスティング広告の費用は？

リスティング広告にはアカウント作成などの初期費用はかかりません。必要な費用は広告の出稿費用のみです。

リスティング広告の出稿費用の相場は20万円～100万円ほどと言われていますが、業界や出稿するキーワードによって必要な予算が異なるため、相場を気にするのではなく、自社のサービスの広告にいくらまでならかけられるかを考えて予算を算出しましょう。

また、リスティング広告を自社で運用する場合、最低出稿費用は設定されていないため、1万円程度でも出稿可能です。

ディスプレイ広告

検索結果に表示されるリスティング広告に対し、ディスプレイ広告はサイトやアプリを閲覧している状態のユーザーに対して表示される広告手法です。

画像や動画を使って表示できるため、ビジュアルでユーザーの興味を惹くことができる一方で、画像や動画の制作が必要です。ディスプレイ広告は、先述のリスティング広告と異なり能動的に関連キーワードを検索したわけではないため、基本的には潜在層への認知拡大施策です。

ディスプレイ広告の費用は？

ディスプレイ広告の出稿費用の相場は10～50万円ほどと言われています。配信先メディアや配信単価、ターゲットなどを調整しながら配信を行うため、低予算からでも出稿可能です。

ジオターゲティング

ジオターゲティングとはIPアドレス、GPS、Wi-Fiの接続情報などのデータから利用者の位置情報を解析して、「場所」を選んで広告配信を行うディスプレイ広告のターゲティング手法の1つです。

自社の店舗へ来店したユーザーや最寄りの駅を利用しているユーザー、競合の店舗へ来店したユーザーに対してアプローチをかけることが可能です。

ジオターゲティングの費用は？

ジオターゲティング広告は媒体ごとに最低出稿金額が決まっている場合が多いです。相場は20～50万円となっており、配信するエリアが広ければ広告費が大きくかかります。逆に言えば配信するエリアを適切に絞り込むことで予算10万円でも配信できる可能性もあります。

広告代理店と自社運用のメリット・デメリット

低予算で広告出稿が始められるとはいえ、社内にノウハウがないので自社で運用するのは心配という方も多いのではないでしょうか。そんな時は、広告代理店に依頼する方法がおすすめです。

広告代理店に依頼できることは、大きく分けて2つあります。

下の表は「運用代行」、「コンサルティングに入ってもらいながら自社運用」、「自社運用」のメリットとデメリットを比較した表です。

費用を抑えてノウハウも溜めたい場合は自社運用がおすすめですが、初期設定や運用にリソースを取られ、本来の業務に差し支える恐れがありますので注意が必要です。

また広告代理店によってサポート内容は異なりますので、どんな作業を依頼できるか確認した上で自社に合った運用方法を検討しましょう。

広告代理店による運用代行がおすすめの理由

広告代理店による運用代行のプランでは、様々な案件で培ったノウハウに基づいて広告運用時に必要な作業を代行しています。

【作業例】

• 広告アカウントの開設
• 広告運用の目的の明確化
• KPIとKGIの策定
• アカウント構成の検討
• 入稿
• 予算管理
• 進捗管理
• レポート作成
• 改善策の提案　など

※KPI...ゴールまでの業務プロセスを定点観測するための指標のこと
※KGI...企業の経営戦略やビジネス戦略を達成するための最終的な目標数値のこと

広告運用時、特にノウハウが求められるのが「改善策の提案」です。
結果が良くなかった際に改善できる点としては、広告配信するターゲットや、バナーデザインの変更、リスティング広告の場合は検索キーワードの変更などが挙げられますが、ノウハウがない状態だとその要因がわからないため、何を変更すべきか悩むことが多くあります。
そもそも、結果を見て、良かったか、良くなかったかを判断すること自体難しいかもしれません。

そんな時に相談できる広告代理店があれば、これまでの実績を基に改善策を提案してくれるため
マーケティング担当者にとっても、心強い存在になるでしょう。

なお、運用代行を利用する場合、広告の出稿費用+運用手数料がかかります。Web広告の運用手数料の相場は出稿費用の10～20％としている代理店が多いです。また、最低出稿額や最低出稿期間を設定している代理店もあるため、いくらから出稿可能か代理店に確認しましょう。

弊社運用事例

ここからは、弊社にて支援させていただいたお客様のWeb広告事例の中から、弊社がご提案した改善策によって結果が向上した事例を2つご紹介します。

事例：ブライダルフェアの認知拡大

事例：ECサイトの認知・利用促進訴求

自社サービスの認知拡大、利用促進を目的とする食品ECサイトを運営しているお客様の事例です。
競合店舗の位置情報を用いて、競合店舗に訪れたことのあるユーザー対して広告を配信しました。

【施策】
ジオターゲティング
ターゲティング：競合の実店舗に過去来店したことのあるユーザー
予算：10万円/月

【結果】

ユーザーのWeb行動履歴を用いたターゲティングよりも、クリック単価を抑え費用対効果を高めることができました。また、ターゲットの変更をしたことで今まで広告配信ができなかったユーザーに対して認知を広げることができました。

まとめ

今回は少額の予算でも効果が見込めるWeb広告の成功法にについてご紹介しました。本記事を参考に、運用方法を検討してみてはいかがでしょうか。

弊社では、月10万円の広告出稿費用のみで運用代行させていただくプランがございます。

・出稿費用以外にお金をかけたくないけど、広告代理店には相談したい。

・どの媒体を実施すればいいのか分からない。

・少額案件やスポット案件を請けてくれる代理店がいない。

といったお悩みの企業の方はぜひ弊社にご相談ください。